fc2ブログ
10月18日(土)-19日(日) 東京オペラシティ、「三善晃展」 →結局、行けませんでした(;_;)
   でも、奏者も曲も期待・大。どうだったのでしょうか。

10月20日(月) サントリーH 読売日本交響楽団 定期演奏会
   指揮/下野竜也  曲目/ヒンデミット2曲  合唱/新国立歌劇場合唱団
   ソロ/バリトン:三原剛、メゾ・ソプラノ:重原みか  →期待通りの演奏、ぶらぼ。

10月21日(火) 銀座王子H レイフ・オブ・アンスネス リサイタル初日  →超ぶらぼ。
   このあと、オペラシティ、静岡AOI(10/23)、N響のコンチェルト(10/29、30)と続く

10月22日(水) NHK音楽祭(1) NHK交響楽団 NHKホール
   指揮/ジャン=アンドレア・ノセダ 曲目/ラヴェル:パヴァーヌ、ブルッフ:Vn協奏曲、ムソルグスキー:展覧会の絵
   独奏Vn/サラ・チャン

10月24日(金)、25日(土) サントリーH 日本フィルハーモニー交響楽団 東京定期
   指揮/尾高忠明 曲目/モーツァルト:ハフナー、三善晃:叙情三章、ラフマニノフ:交響曲第3番

・・・ここまで書いてあったのに、上げるのを忘れていました(_ _;)
スポンサーサイト



…まるで東×ポのような見出しですみません(笑)。

 2008年10月16日(木) 東京オペラシティ/東京フィルハーモニー交響楽団 オペラシティ定期

  指揮/ミヒャエル・プレトニョフ  管弦楽/同上(CM:荒井英治)
  サックス独奏/須川展也
  曲目/ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2曲、グラズノフ:サキソフォン協奏曲、ショスタコーヴィチ:バレエ『黄金時代』、交響曲第1番

  ショスタコーヴィチは非常によかった。音がショスタコしてたし、リズムやテンポの進み方も、なんかそんな感じ、で。好みってことでしょうか。
  プレトニョフの音色、というのがあるのですねぇ。オーケストラもよく鳴っていたし、なんともショスタコな雰囲気が醸し出されていて満足。須川さんのsaxはいつ聴いても抜群である。技巧を技巧と感じさせない情緒性というか、柔らかで豊かな音は彼の特性ですね。
2008年10月11日(土)18時開演。
日本フィルハーモニー交響楽団・よこはま定期

  指揮/西本智実、ヴァイオリン独奏/木野雅之(ソロ・コンサートマスター)
  管弦楽/日本フィルハーモニー交響楽団

  曲目/ベルリオーズ「海賊」、サン=サーンス「死の舞踏」、「ハバネラ」、ベルリオーズ「幻想交響曲」

 先日の芸術劇場でも素晴らしかったが、この日は双方の良い処が上手く出たのか、なかなか秀演を聴かせてくれ、満足。指揮者の持つ音色感の豊かさは、この楽団とよく合う。
 立ち上がりが少々緩かった気はしたが、日本フィルもノリよく演奏し、また木野氏のソロもたいへんよかった。欲を言えば、「ハバネラ」風の揺れのある色っぽい演奏はあまり彼には合わない気はするのだが。音色が変わったなぁなど思って聴いたので、楽屋で少し話をしたところ、楽器を替えてみました、という話。最近は時々ストラドを使っているのだそうだ。彼の美しい伸びやかな音にくわえて、少し華やかで硬めの音が聴かれて、へーこんなに違うんだ。とあとから納得。

 「幻想」は好演だったと思う。以前、チェコ・ナショナル響で聴いた同じ指揮者の演奏より、指揮者も練れていたし、オーケストラの経験値も高く、無難に、また音がたいへん素晴らしく、ダイナミクレンジの広い日本フィルの弦楽器と、なかなか達者なメンバーだったこの日の管楽器、そして指揮者のダイナミズムが良い方向にミクストしていたように思う。
 ただ、もう少し“狂気”があるといいのになー、と安全運転ぶりが少し惜しい。狂気よりも純愛が勝っていたように思うのは、指揮者の音楽の方向性だろうかとも思われた。

 アンコールのハチャトリアン「仮面舞踏会」は、楽団/指揮者と双方が自家薬蝋中の曲だけに、手馴れたダイナミズムが音の塊として投げられてきてたいへんに心地よい。低音の響きと和声感、独特のリズムに、やはりこの楽団はこういうのが得意なのだな、と思った次第。
だめじゃん>私。
 続けて、と思ったのにその後、放置ですね。

 本日(10月2日)から、AOW(アジア・オーケストラウィーク)です。今年は2か国3団体が参加。
 四川響(中国)、ホーチミン響(ベトナム)、プサン響(韓国)。楽しみです♪