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 明けましておめでとうございます。

……と申し上げても、もはや1月6日。世間様は今週からは平常運転でしょうに。
今年も、たらたらとのんびりしたblogですが、ちまちまと続けていきたいと思います。ほとんど「自分の記録」的書き込みをお読みいただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

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 12月末週から少し早いXmas休暇をいただいて、4年ぶりのロシアへ飛んでいました。
 懐かしのペテルブルク。激変の最中にあるモスクワ。……2000年からのロシアの諸都市の変貌ぶりを目の当たりにし、またあらたな感慨にふけった5日間でした。
 ペテルブルクではムソルグスキー劇場(日本での来日公演時には「レニングラード国立バレエ(オペラ)[招聘は光蘭社]」)がミハイロフスキー劇場と名を変え、2006年から改装もされ(2007年夏に完成)華やかな劇場に様変わりしていましたし、マリィンスキー劇場は相変わらず着実に力をつけ、日本公演から帰国直後の年末の多忙な最中、精力的に演目を展開しており人気・知名度・実力共にロシアのナンバー・1となりつつあります。
 モスクワは新ボリショイ劇場が並んで建っているのを目の当たりにし、しかし本来のボリショイ劇場は改装工事中。また演目も年末年始だというのに休館という寂しさで、これも2009年7月に、地道ながら良い活動を行ってきた芸術監督・ヴェデルニコフの突然の解任劇の後遺症なのだろうか、としばし佇む…早く再開していただきたいものです。

 ペテルには3泊3日しか居なかったのですが、2夜を劇場に通いました。マリィンスキー劇場でのオペラ、ロッシーニ・『ランスへの旅』。2年前の日本公演は観られなかったのですが、それと同じ演出でたいへんに素晴らしかった。
 最後の夜は、同行者たちの希望(=“ロシアで本場のバレエを!”)を要れて、ミハイロフスキー劇場での『くるみ割り人形』。Xmasシーズンに親子で観るバレエだけに、正装した子どもたちを連れた親子や孫連れの客層が多く、また演出・踊りもそれ向けの派手、ながら美術的には非常に見せるもので、皆さま満足されたようです。
 この二つに関しては、別掲の予定。

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 12月30日にウィーンへ移動し、「ウィーンで年越しを!」プロジェクト(笑)。
 こちらはまた別のアーティクルにしようと思います。

 では。本年もどうぞよろしく(_ _)♪

 musikverein wien 2010-0101
▲ウィーン:ムジクフェラインザール(楽友協会ホール) 2010年1月1日
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