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2009.08.26
日曜日の後楽園にて。
東京ジュニア・ソサエティ・オーケストラ。文字通り小学校3年生から高校3年生までの(在団は20歳まで可)子どもたちによるオーケストラで、これがまたなかなか素晴らしい演奏をする。
主旨に共感し、情熱を傾けて指導にあたる若い演奏家の人たちの姿や、それに応えて自らの意思で伸びようとする子ら。なんかねー、“教育”というものの善き姿を見るような気がするんですな。
N響の篠崎さん(コンマス)が提唱し、仲間たちに呼びかけて現在は、各プロオケからトレーナーが参画し、月に2度の練習と合宿その他の面倒をみている。今年の公演は10回目で、文京シビックで行なわれ、なかなかお客さまも入っていた。
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ベルリオーズ:幻想交響曲
指揮は下野竜也氏。いやなかなか素晴らしい演奏で、ベートーヴェンなんかは鳥肌立っちゃいました。前回聞いた時は、何度も涙出そうになったけど、今回はさすがに曲がヘビーだったわね、って。それを懸命に演奏する姿は美しく、しかも音楽的にも充実している。けっして「がんばって練習してきちんと弾いた」という感じではない、音楽に喰らいついていて、ベートーヴェンや、幻想の世界を表現しようとしていた。「運命」では、びっくりするような音が鳴っていた部分もあったし、若い・子どもたちという存在の可能性を本当に感じた演奏会だった。
いいなぁ。
一番しなやかな時代に。こんな環境に出会え、仲間に出会えることって本当に幸せだと思う。
彼らのほとんどは社会に出、その中枢の一員となっていく。その人が、こういう喜びを知っていることって本当に素敵だなと思うわけだ。もちろん中には音楽に“転ん”じゃうヒトも出てくるわけだけど。なにせ一級の音楽家たちに、個人レッスンしてもらおうと思ったら、ぞろぞろ目の前にいるのだから。
ともあれ、心の洗われる日曜日でありました。
主旨に共感し、情熱を傾けて指導にあたる若い演奏家の人たちの姿や、それに応えて自らの意思で伸びようとする子ら。なんかねー、“教育”というものの善き姿を見るような気がするんですな。
N響の篠崎さん(コンマス)が提唱し、仲間たちに呼びかけて現在は、各プロオケからトレーナーが参画し、月に2度の練習と合宿その他の面倒をみている。今年の公演は10回目で、文京シビックで行なわれ、なかなかお客さまも入っていた。
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ベルリオーズ:幻想交響曲
指揮は下野竜也氏。いやなかなか素晴らしい演奏で、ベートーヴェンなんかは鳥肌立っちゃいました。前回聞いた時は、何度も涙出そうになったけど、今回はさすがに曲がヘビーだったわね、って。それを懸命に演奏する姿は美しく、しかも音楽的にも充実している。けっして「がんばって練習してきちんと弾いた」という感じではない、音楽に喰らいついていて、ベートーヴェンや、幻想の世界を表現しようとしていた。「運命」では、びっくりするような音が鳴っていた部分もあったし、若い・子どもたちという存在の可能性を本当に感じた演奏会だった。
いいなぁ。
一番しなやかな時代に。こんな環境に出会え、仲間に出会えることって本当に幸せだと思う。
彼らのほとんどは社会に出、その中枢の一員となっていく。その人が、こういう喜びを知っていることって本当に素敵だなと思うわけだ。もちろん中には音楽に“転ん”じゃうヒトも出てくるわけだけど。なにせ一級の音楽家たちに、個人レッスンしてもらおうと思ったら、ぞろぞろ目の前にいるのだから。
ともあれ、心の洗われる日曜日でありました。
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